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一大率は、間違いでした。

【自女王國以北特置一大率檢察諸國  諸國畏憚之】を、研究したよ。 【自女王國以北、特置一大率、檢察諸國、 諸國畏憚之】 を、更に、色々、区切ってみました。 すると、大発見しました。 【自女王國以北、特置一、大率、檢察諸國、諸國畏憚之】 「(女王國には、國一つに一つづつ置く)大倭を、【自女王國以北】の国々には、特に一つ(だけ)置き、大いに率いた。【自女王國以北】の国々は、この大倭を、憚った。」という解釈が、正しいぞ。 收租賦有邸閣國國有市交易有無使大倭監之  【自女王國以北特置一大率檢察諸國  諸國畏憚之】 常治伊都國於國中有如刺史 王遣使詣京都 帶方郡諸韓國及郡使倭國皆臨津搜露傳送文書賜遺之物詣女王不得差錯 【自女王國以北特置一大率檢察諸國  諸國畏憚之】を以下に書き下すよ。 女王國自(より)以て北、特に一つ置き、大いに率いて、諸国を検察する。 諸国、之を畏れ憚る。

アマテラス粒子が、発見されました。

アマテラス粒子は、30年程前に発見されていたオーマイゴッド粒子と同じレベルの強力な空気シャワーを発生させます。 つまり、このレベルの空気シャワーの出現が、決して、稀な物事では、ないことが、確認されたよ。 空気シャワーには、大量の中性子線が含まれています。 中性子線を浴び続けた炭素は、炭素同位体比を激変させます。 なぜならば、C12、C13、C14は、原子核の大きさ、つまり核子の数が、異なり、C14が最も中性子線に命中しやすく、また、原子核自体が不安定なので、存在比を低めるよ。 そして、炭素14で年代を測定する方法の各年代ごとの固定された炭素同位体比の目安は、比較的、水分量の大きい木材の年輪です。 また、魏志倭人伝時代の指標には、生命活動を終えた直後に水没した年輪が、選ばれました。 水分は、中性子線を遮ります。だから、指標としては、良い。 だが、年代を測定する対象は、空気シャワーから、守られていません。 だから、年代を測定する対象が、炭素14同位比が低い方の年輪指標の数値に適合する、と判定されます。 つまり、古く判定されます。 つまり、纒向遺蹟の年代が、古く判定されていた可能性が、そうではない可能性より、相当、高い。

邪馬壹國は、九州島にあった。

①倭地⊃倭國⊃女王國⊃邪馬壹國 ②邪馬壹國=女王の都 ③邪馬壹國から次々に示される21カ国目の奴國は、女王國の境界の尽きる國。そして、帯方から、ちょうど12000里の女王國の入り口でもある。 7000+1000+400•2+1000+300•2+1000+500+100=12000 400•2と300•2は、方400と方300の島を、回り込む道のりです。 即ち、次々に示される奴國までの21カ国は、邪馬壹國から女王國の入り口への、女王國内部の帰り道の通過点。 そして、おそらくは、宿泊地。 ④邪馬壹國への最後の行程は、南への陸行一月。 以上より、邪馬壹國は、九州北岸から、陸行した場所にあることが、理解できます。

至と到。

或る地名が指し示す物事は、範囲です。範囲は、地表面上の点集合です。 或る地名を、Aとします。だから、Aは、点集合です。 ここで、問題点が、出現します。 或る地点からの方角と距離(或いは所用時間)を示しながら、「至A」と書いても、点集合の、どの点を指し示したのかが、一見、わかりません。 だが、一つの良い推定が、あります。 「至は、その面の境界を指し示す。」という推定です。面の境界も依然、点集合ですが、面全体から比べて、随分、対象が、絞られます。或る地点から至Aならば、ごく自然に、入り口となる、境界の或る点が、推定できます。 また、或る地名Xから、或る地名Yに至る、ならば、その地名の境界同士の、最短の行程、或いは、他の情報があれば、その情報から推定できるごく自然な行程、と考えれば、少なくとも、魏志倭人伝では、矛盾が、ありません。 だが、少し、注意が必要です。「至」とよく似た「到」という字は、読者の視点を、ある地名の一点に、固定します。 その一点は、到着点であるにせよ、出発点になるにせよ、その地名の境界ではなく、その地名の機能の中枢【点】です。 帯方の境界から女王國の境界まで、12000余里。 帯方の境界から、狗邪の中枢点まで、7000余里。 狗邪の中枢点から、対馬の北の境界(海岸)まで、1000余里。 方400里の島を巡り、次の渡海のために、対馬の南の境界(海岸)まで、800里。 対馬の南の境界(海岸)から、壱岐の北の境界(海岸)まで、1000余里。 方300里の島を巡り、次の渡海のために、壱岐の南の境界(海岸)まで、600里。 壱岐の南の境界(海岸)から、松浦の境界(海岸)まで、1000余里。 その松浦の上陸地点から、伊都國の中枢点まで、500里。 伊都國の中枢点から、奴國の境界まで、百里。 伊都國の中枢点から、或いは、伊都國の中枢点から辿り着く奴國の境界から、不彌國の境界まで、百里。 このように、魏志倭人伝は、理解できます。

メモします。

菊鹿町山内。

伊都國について。

東南陸行五百里到伊都國官曰爾支副曰泄謨觚柄渠觚有千餘戶。 【丗有王皆統屬女王國郡使往來常所駐】 三十有る王、皆、統(すべ)て、女王(國)に属す。(國と)郡の使の往来、常に駐(と)められる所。 魏の最初の使者は、伊都国に出向いた卑弥呼と面会しました。面会時、卑弥呼は、三十國の王を従えていたことが、分かります。 また、伊都国には、関所、【税関機能】があったことも、わかります。 奴国、【女王の境界】の手前に位置したのだから、当然、必要でした。 收租賦有邸閣國國有市交易有無使大倭監之 【自女王國以北特置一大率檢察諸國諸國畏憚之常治伊都國於國中有如刺史】 王遣使詣京都帶方郡諸韓國及郡使倭國皆臨津搜露傳送文書賜遺之物詣女王不得差錯 また、伊都国に置かれた、一大率は、関所で、諸国の交易を検察していたことが、わかります。 【常治伊都国】の【伊都国】とは、「伊都国の人民」を指すのではなく、「伊都国の関所」を指しています。 一大率は、海上保安庁長官でも、伊都国の首長でもない。税関長です。 【於國中有如刺史】は、機能についての説明ではなく、検察される者に対する態度のことです。他国の同じ役目を担う大倭よりも、権限が強かったのです。

空気シャワーに含まれる中性子線が、炭素14比率を低めている。

或る物事Aに対して、十分に疎らに存在する、赤い玉、白い玉、青い玉、黄色い玉、黒い玉、緑色の玉があるとします。 赤い玉と青い玉と黒い玉は、完全に同じ大きさです。 白い玉と黄色い玉と緑色の玉は、完全に同じ大きさです。 或る物事Aに対しては、赤い玉、白い玉、青い玉、黄色い玉、黒い玉、緑色の玉は、同じ大きさと考えて良いです。 pを、或る自然数だとします。 赤い玉、白い玉、青い玉、黄色い玉、黒い玉、緑色の玉は、それぞれ、その個数が、 594p、594p、6p、7p、600、800 です。 これが、最初の状態です。状態Bと名付けます。 状態Bから始まり、物事Aが、何度でも、繰り返し、発生します。 物事Aは、3種類の結果を、もたらします。結果A1、A2、A3と名付けます。 また、3種類の結果が、発生する確率は、それぞれ違います。 A1が発生する確率 1188p/(1201p+1400) A2が発生する確率 13p/(1201p+1400) A3が発生する確率 1400/(1201p+1400) さて、三つの結果は、それぞれ或る玉の組み合わせで、玉の或る数を、減らします。 A1で減る玉の色と数の組み合わせ (赤6、白6) A2で減る玉の色と数の組み合わせ (青6、黄7) A3で減る玉の色と数の組み合わせ (黒6、緑8) まるで、中性子線が、桃種の炭素に命中する様子にそっくりでは、ないのかな。このとき、中性子捕獲は、無視します。理由は、後述します。 ここからは、赤、青、黒の玉の数にのみ注意して、進行します。また、赤と青の玉を、まとめて金玉と呼びます。 だから、状態Bでは、金玉は600p個あり、黒玉は、600個ありました。 すなわち、金玉と黒玉の比率は、p:1でした。つまり、比の値は、pでした。 この値をよく覚えておけ。 まるで、空気シャワーの中の中性子線が、桃種の炭素に命中する前の炭素同位体比率にそっくりでは、ないのかな。 また、金玉となった赤玉、金玉となった青玉、黒玉の数にのみ注意するのだから、A1とA2は、結果は、同じと考えることができます。 そして、A1とA2の結果をまとめてA4と名付けます。 A4が発生する確率は、1201p/(1201p+1400)です。 物事Aが、起きた時の金玉、黒玉の数の期待値は、 金玉が、 600p-6×1201p/(1201p+1400) =600p